SMIL - RealAudio

最終更新日:2004年08月20日

　ここで使用するサンプル音楽はRealAudio Encoder 3.1を使用してエンコードしております。
　また、音楽ファイルのストリーム再生には、『PNM』プロトコルを使用していますので、ファイヤーウォール内では再生が出来ない場合がございます。

音楽の順番再生
言語毎再生
転送レート（ビットレート）毎再生
２通りの順番再生方法

１．音楽の順番再生

　SMILファイルを記述します。
ここで使用する音楽は次の3つです。
１．2_105.ra(10.1秒、12Kbps)
２．2_112.ra(8.8秒、12Kbps)
３．2_114.ra(10.3秒、12Kbps)

<smil>.....</smil>　=>　SMILの始まりと終わりを指定。(必須)
<head>.....</head>　=>　タイトル、表示レイアウト等の指定宣言。
<body>.....</body>　=>　クリップ、表示レイアウトとファイルの関連付け等の指定宣言。

<seq>.....</seq>　=>　順番再生を指定。
（ここで指定する上から順番に再生されます。同時再生ではありません）
<audio src="URL"/>　=>　RealAudioファイルを指定。
（ビデオの場合はRealVideoファイルを指定すれば、同様に順番再生が可能です）

この内容を記述したファイルを拡張子.smiとして保存する。
これで、SMILファイルは完成です。
SMILファイルをページへリンク設定。
このサンプルを再生する　＝＞　Click Here!!

２．言語毎再生

　SMILファイルを記述します。
ここで使用する音楽は次の3つです。
１．2_105.ra(10.1秒、12Kbps)
２．2_112.ra(8.8秒、12Kbps)

RealPlayerG2における、対応言語の設定方法。
１．「Options」メニューにある「Preferences」を選択。
２．「Content」タブを選択。
３．「Language」の項目から、適切な言語を選択。
ここでのサンプルでは、日本(Japanese)か韓国(Korean)を選択してください。

注意：うまく再生できない場合は、上記RealPlayerG2側の言語設定を一度、他の言語に変え、再生ボタンで再生指示。また、元に戻すことで再生可能になるはずです。

３．転送レート（ビットレート）毎再生

　SMILファイルを記述します。
ここで使用する音楽は次の3つです。
１．2_105_14.ra(10.1秒、8.0Kbps)<=14.4Kbpsモデム用
２．2_105_28.ra(10.1秒、16.0Kbps)<=28.8Kbpsモデム用
３．2_105_56.ra(10.1秒、32.0Kbps)<=56Kbpsモデム用

<seq>.....</seq>　=>　順番再生を指定。
（ここで指定する上から順番に再生されます。同時再生ではありません）
<switch>..... </switch>　=>　このタグで挟まれたクリップ（ここではRealAudio）を条件選択して再生することを指定。
<audio src="URL"/>　=>　RealAudioファイルを指定。
system-bitrate="32000"　=>　ターゲットとする転送レートを指定。
・クリップの転送レートにあわせる。
・指定するクリップは、転送レートが大きいもの（速いもの）を先（上）に記述する必要がある。これは、RealPlayerが先（上）に指定されているのもから、再生可能な転送レートのファイルを再生するため、ISDNのような高速回線を使用している場合でも、低速転送レートのクリップを選択再生してしまうからです。

RealPlayerG2における、転送レートの設定方法。
１．「Options」メニューにある「Preferences」を選択。
２．「Connection」タブを選択。
３．「Bandwidth」=>「Normal Bandwidth」の項目から、適切な転送レートを選択。
ここでのサンプルでは、「14.4Kbpsモデム」、「28.8Kbpsモデム」、「56Kbpsモデム」を選択／切り替えをすることになります。

再生する際は、RealPlayerG2の設定を変更後、「再生ボタン」を押すことで設定にしたがって、それぞれの転送レートで再生が始まります。

４．２通りの順番再生方法

　１．の項目の方法で順番再生するほかに、<par>タグを用い再生の時差開始による順番再生も可能です。
ここで使用する音楽は次の3つです。
１．2_105.ra(10.1秒、12Kbps)
２．2_112.ra(8.8秒、12Kbps)
３．2_114.ra(10.3秒、12Kbps)

<audio src="url/2_105.ra"/>　=>　RealAudioファイル(2_105.ra)は、再生指示後すぐに再生開始。
<audio src="url/2_112.ra" begin="10.5s"/>　=>　RealAudioファイル(2_112.ra)は、再生指示より10.5秒後から再生開始。
<audio src="url/2_114.ra" begin="19.5s"/>　=>　RealAudioファイル(2_114.ra)は、再生指示より19.5秒後から再生開始。

<par title="....." author="....." copyright=".....">.....</par>　=>　<par>タグの属性としてタイトル、作者名、著作権等情報を記述することで、<par>タグにはさまれたクリップ再生時にRealPlayerの[Clip info:]情報欄に内容を表示する事ができる。

　<seq>タグを用いて順番再生する場合は、RealPlayerの[Playlist:]欄に指定されているクリップ一覧が表示されますが、<par>タグを用いた場合は[Playlist:]欄に再生クリップ一覧は表示されません（再生クリップ選択ができません）。
　したがって、単なるBGMとして複数のクリップを連続再生するときは効果的な方法かもしれません。

動作の違いを確認にて見てください。
　　<seq>タグ時＝＞HTTP：smilra4h.smi、PNM：smilra4p.smi
　　<par>タグ時＝＞HTTP：smilra5h.smi、PNM：smilra5p.smi

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