動画/映像ファイルからの変換(基礎編)

最終更新日:2004年08月20日

 

  RealVideoファイルを作成するにあたり、元ファイル(動画/映像ファイル:.avi)を準備する必要があります。
 ここでは、RealEncoderの操作手順を知るために、Windows95/98に添付されている動画/映像ファイル(.avi)を利用してみます。
 (Windows98におけるメニュー名称になっているため、Windows95とは若干異なる場合がございます。)

  1. RealVideoファイルに変換する音声/音楽ファイル(.avi)を探す。
    [スタート]メニューから[検索]、[ファイルやフォルダ]を選択して検索機能を起動、名前に[*.avi]を入力して検索してください。
    (ただし、音楽ファイルとは違って映像ファイル[.avi]が存在するのは少ないと思います。)
    検索メニュー
    ↓検索画面 ([*.avi」を入力)
    AVIファイル検索
      
  2. 検索して探し出せた動画/映像ファイル(.avi)のうち、最もファイルサイズが大きいものを使用します。(再生時間がより長いため)
      
  3. RealEncoderを起動。
    [RealEncoder5.1の環境設定][Advanced Mode]を選択している場合は、下の[Advanced Mode]画面が表示されます。
    Advanced Mode画面(ファイル選択)
      
    表示されない場合は、[Advanced Mode]に設定をしたあと、[File]メニューにある[New Session...]を選択することで上記画面が表示されます。
      
  4. [Input Source]エリアにある[File]ラジオボタンをチェックし、[Browse...]ボタンを押してRealVideoに変換する元ファイル(動画/映像ファイル:.avi)を指定します。
    (3.における画面)
      
  5. [Output]エリアにある[RealMedia File]ラジオボタンをチェックし、[Save As...]ボタンを押してRealVideoファイルの保存先とファイル名を指定します。
    (3.における画面では、D:ドライブのtempフォルダに04techno.rmで保存)
      
  6. 変換元のファイルと保存ファイル(RealVideoファイル)の指定が完了したら、[OK]ボタンを押してRealEncoderのメイン画面に戻ります。
      
  7. 作成するRealVideoファイルの題名やエンコードタイプの設定(8.)を行います。
    情報設定とエンコードタイプ設定
      
    [Title:]=>題名、[Author:]=>作者、[Copyright:]=>著作権情報を入力。
    [Mobile Download][Selective Recording]チェックボックスからは、チェックをはずします。
    (これは、RealPlayer Plusなどにおいて再生中の音楽/音声をローカルディスク(HDD等)に保存できるようにするか否かを指定します。)
      
  8. エンコードタイプの設定は[Recording Templates]から選択します。
    [28.8]、[56K]や[112K]といった数値はモデムなどの通信速度を表わし、RealPlayerを用いて動画/映像を聴取する側の環境に合わせた選択が必要になります。
    ここでは動画/映像をエンコードするので[Video ,,,]から始まるテンプレートの[Video 28.8, High Action]を選択いたします。
      
    (注意)
    ISDN回線が普及してきたとは言え、まだ、33.6Kbpsモデムの使用比率は高い状態にありますので、28.8Kbpsモデムを対象にしたRealVideoファイルを作成することをお勧めいたします。
    RealVideoファイルを置くサーバのディスク容量に余裕があるかたは、28.8Kbpsモデム用と56Kbpsモデム(兼ISDN)用の2種類のファイルを作成しても良いでしょう。
      
  9. 準備が整いましたら、RealVideoファイルに変換してみます。
    7.の画面における[Recoding Controls]にある[Start]ボタンを押して変換を開始。
    (途中で止めるときは[Stop]ボタンを押して中止)
      
  10. 変換が終了したら、[Recoding Controls]にある[Play]ボタンを押して再生をしてます。
    (RealPlayerが起動し再生が開始されるはずですが、再生されない場合は変換して作成されたRealVideoファイル(04techno.rm)をダブルクリックして再生をしてみてください)
    変換開始、中止と再生開始
      
  11. うまく再生が行われたら、変換操作は完了です。
    また、7.の画面にあるように[Recording Templates]から[Video 28.8, Slideshow][Video 28.8, Talking Heads]を選択した場合、どのように画質/動きが変わってくるか確認してみてください。

 ここまで、動画/映像ファイルの変換について説明してきましたが、基本的な操作はRealAudioファイルを作成するときと同じです。

 

 

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