最終更新日:2004年08月20日
BasicServerG2を起動します。
BasicServerG2の起動は、Linuxにネットワーク(LAN)接続されているWindows98マシンから行った場合を説明します。もちろん、Linuxマシンからでも可能です。
Telnet接続にはフリーソフトのTeraTermProを使用しました。また、Telnet接続を行うためにはLinux上でTelnetが使用できる環境である必要です。
スーパーユーザーになり、BasicServerG2のインストール・ディレクトリ下の[Bin]ディレクトリに移動。
BasicServerG2プログラムを起動。
このとき、プログラムファイルのパラメータとして、環境設定ファイル[rmserver.cfg]を指定します。
そして、バックグランドで実行させるときは[&]をさらにつけます。
また、BasicServerG2で使用するメモリ量を限定するために、-mパラメータを使用して実行します。
1Mbyteあたり3〜4人が同時に接続できるの、サーバーに接続される回線容量にあわせて指定するといいでしょう。(単位はMByte)
例えば、128Kbpsであれば20Kbpsでエンコードしたクリップを約6回線同時に接続(配信)できるので、使用するメモリ量を2〜3MByteとすればいいでしょう。
[./rmserver ../rmserver.cfg -m 3 &]
BasicServerG2がバックグランドで実行されますが、プラグインにロードに伴い、下図のようになってしまいます。
この画面ですべてのプラグインがロードされました。
このままだと、Telnetを終了できないので[Ctrl +
c]でプログラム実行から抜けます。
[Enter] or [Ctrl + c]で抜けたところ。
実際にBasicServerG2が動作しているか[ps]コマンドで確認してみましょう。
BasicServerG2が動作しているのは上記手順の4.で確認できました。
次は、ネットワーク(LAN)接続しているWindows98マシンからブラウザを使用し、BasicServerG2のAdministratorページにアクセスしてみます。
ブラウザのアドレス欄に、
http://server-IP:admin-port/admin/index.html
と入力してアクセスします。
※server-IP:サーバーマシンのIPアドレスを指定します。サーバーマシンのマシン名でもかまいませんが、マシン名からIPアドレスがわかる環境を構築する必要があります(Windowsマシンにhosts設定など)
※admin-port:Administratorページにアクセスするためのポート番号です。インストール時に決定されています。忘れてしまった場合は起動時のパラメータに指定した[rmserver.cfg]ファイルの<Var
AdminPort="xxxx"/>に記述されていますので参照してください。
[ユーザ名とパスワード入力]のウィンドウが開くので、インストール時に入力したユーザ名とパスワードを入力します。
下のようなページが開けば、起動されているが確認できます。
試しに、[Sample]のページへアクセスして、サンプル・コンテンツを再生してみてください。(クリックで大きな画像になります)
Linux(BasicServerG2)にアクセスしてBasicServerG2を停止します。ここでも、TeraTermProを使用しTelnet接続で行った場合を説明します。
BasicServerG2のインストール・ディレクトリ下の[Logs]ディレクトリに移動。
[Logs]ディレクトリには、BasicServerG2のプロセスIDが格納されている[rmserver.pid]ファイルがあります。
このファイルを読み込み(cat)、[kill]すればBasicServerG2は停止します。
確認のため[ps]コマンドを実行してみてください。
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